1- エリア
B.高畑・ならまち
2- 所要時間
3時間まで
3- タイプ
B.仏像
4-出発地
A.近鉄奈良駅
人気度
「花の寺」ともいわれる白毫寺(びゃくごうじ)境内から奈良市内を一望し、歴史の道を辿って、
我が国最古最大の十二神将像が並ぶ新薬師寺(しんやくしじ)を訪れ、
文豪志賀直哉旧居に至る散策コースです。
コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。
■拝観料・入館料
白毫寺:500円 写真美術館:500円
新薬師寺:600円 志賀直哉旧居:350円
コース番号 | TB-100 |
所要時間 | 約3時間 |
歩行距離 | 3.0km |
対象期間 | 年中 |
利用交通機関 | バス |
みどころ | 参考コース順路(一例です。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◎ | 覚禅房胤栄と一門の墓所 | |
白毫寺近道入り口近くに、宝蔵院流十文字槍大祖、覚禅房胤栄と一門の墓所があります。突けば槍,はらえば薙刀、引けば鎌といわれるこの十文字槍を興福寺の僧、胤栄は猿沢の池に浮かぶ三日月を槍で突き、鎌術を工夫したといわれる。胤栄没後 400年を記念して、同槍術を現代に伝える保存会のメンバーにより2007年8月に整備されました。宮本武蔵と闘う胤栄の姿など想像しながら歩くと程なく白毫寺に到着します。 | ||
◎ | 白毫寺 | |
白毫寺は、天智天皇の第七皇子「志貴皇子」の山荘を、霊亀元年(715)お寺にしたのに始まると伝えられているほど歴史のあるお寺です。また、敬老の日には志貴皇子を偲ぶ「志貴親王御忌」が行われます。お寺は西に開けた高台にありますので、境内から奈良市街や二上山・葛城山まで180度で見渡せ、すばらしい眺望が楽しめます。 | ![]() |
白毫寺の境内には、十王地蔵と呼ばれる石仏があります。十王とは冥界の支配者で、亡者の生前の悪業と善業を調べ地獄行きか、極楽行きかを決める仏さまです。 「うそをつくと閻魔さまに舌を抜かれる」といわれる「閻魔王」は、十王のうちの一人で、「三途の川」を渡ったところで待ちかまえています。閻魔さまは、なにか怖い感じがしますが、実は「地蔵菩薩」の化身で、頼りになる勧善懲悪の王様なのです。 また、奈良では、お彼岸を過ぎてもまだ寒いとき「暑さ寒さも彼岸まで、まだあるわいな一切経」と言います。白毫寺の別名一切経寺で一切経法要が4月8日に行われますが、これが終わらないと本格的春が来ないという意です。温暖化が続くなか、こんなユーモラスな言葉が生き残れるでしょうか。 |
高畑文学散歩(高畑・ならまち) |
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