1- エリア
A.奈良公園周辺
2- 所要時間
3時間以上
3- タイプ
D.ハイキング
4-出発地
A.近鉄奈良駅
人気度
奈良公園の周辺にある庭園を巡るコースをご案内しましょう。
きっと、京都の日本庭園とは一味違った、奈良らしい庭園を発見されることでしょう。
奈良公園をゆっくりと散策しながら、『庭園めぐり』にぜひお出かけになってはいかがでしょうか。 庭園内の散策を含めて所要時間4時間前後のコースです。
コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。
■入園料・入館料
吉城園:250円 依水園:900円
大乗院庭園:100円
コース番号 | NK-400 |
所要時間 | 約4時間 |
歩行距離 | 3.6km |
対象期間 | 年中 |
利用交通機関 |
みどころ | 参考コース順路(一例です。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◎ | 春日大社神苑の『藤の園』 | |
早咲きから遅咲きの品種まで、しろやピンク、香りのすばらしいものや、八重咲き、房の長い品種など、約20種・200本の藤が順次咲き競います。とりわけ藤は、太陽の光に輝くときが一番美しく見えるのではないでしょうか。朝日に輝いて見える藤棚、日中の南からの日光に一番美しい色を発する藤棚、また夕日に映えて艶やかな色彩を見せる藤棚など、時間帯によって見え方がまったく違ってきます。時間帯を変えて、種々に見える藤の花の色をエンジョイされてはいかがでしょうか。 | ![]() |
◎ | 『大乗院庭園』 |
大乗院は一乗院と並ぶ有力な興福寺の門跡寺院です。平安時代、京の皇族や有力な貴族は、強い影響力を持つ興福寺などに子女を出家させます。これらの子女が居住する特別な寺院が門跡寺院と呼ばれています。平安時代、現在の大乗院庭園の一帯は元興寺の寺域でした。11世紀の中ごろ、その場所に禅定院が開かれ、堂や塔も造られます。禅定院から遅れること約30年の寛治1年(1087)、現在の奈良県庁がある場所に、興福寺の大乗院が開かれました。その後、元興寺の禅定院の経営は、興福寺の大乗院が兼ねるようになり、そして平安時代末の治承4年(1180)、平重衡の南都焼き討ちによって大乗院は焼失し、その翌年、大乗院はこの禅定院の地に移りました。以後江戸時代まで、ここは大乗院の敷地として存続しましたが、明治維新の廃仏毀釈の波により池は埋められ、建物は学校として使用されることとなりました。近年は、1995年より奈良文化財研究所が発掘調査を行い、庭園の復元整備工事がなされています。 |
庭園めぐり(奈良公園周辺) |
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