1- エリア
A.奈良公園周辺
2- 所要時間
3時間以上
3- タイプ
A.世界遺産
4-出発地
A.近鉄奈良駅
人気度
大仏殿や奈良公園界隈も、観光シーズンを外すと静けさを取り戻し落ち着いた雰囲気となります。そんな時が仏像を拝観するのに最も適した時期ではないでしょうか。
ここでは、奈良公園を中心として、社寺の仏像と国宝を巡るコースをご紹介します。
ゆっくり と仏像と対面してください。
コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。
■拝観料・入館料
・東大寺
ミュージアム:600円 大仏殿:600円
戒壇堂:600円 法華堂(三月堂):600円
※大仏殿・ミュージアム共通券:1,000円
・興福寺
中金堂:500円
東金堂:300円 国宝館:700円
※国宝館・東金堂共通券:900円
コース番号 | NK-200 |
所要時間 | 4~4.5時間 |
歩行距離 | 約4.6km |
対象期間 | 年中 |
利用交通機関 |
みどころ | 参考コース順路(一例です。) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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時代 | 特徴 | 代表作 |
飛鳥時代 (538~645年頃) |
中国や朝鮮半島の影響を受けて、細身で長身、眼が大きく、鼻が高く、少し微笑み、異国的なムードがあります。 | 法隆寺・釈迦三尊像 法隆寺・百済観音像 |
白鳳時代 (645~710年頃) |
仏像のバランスがよく、人間の姿に似ています。表情も親しみやすく、若々しく、眼も切れ長で、服も自然な柔らかさがあります。 | 薬師寺・薬師如来坐像 薬師寺・聖観音菩薩立像 |
天平時代 (710~794年頃) |
丸い顔、ふくよかな体つきで、眼や鼻は人間そのもの。堂々と、たよりがいのある雰囲気です。仏像の種類も個性も豊富な時代です。 | 東大寺法華堂・不空絹索観音立像 興福寺国宝館・八部衆立像 |
弘仁・貞観時代 (794~894年頃) |
仏像はきびしい表情、迫力のある神秘的な表情です。木像の仏像の最盛期で、木目の美しさを生かしたものが多く造られました。 | 法華寺・十一面観音立像 元興寺・薬師如来立像 |
藤原時代 (894~1185年頃) |
藤原氏が政権を握った時代で、仏像も貴族文化の影響で、全体的に柔らかなライン、おだやかな表情で造られています。 | 興福寺国宝館・板彫十二神将立像 東大寺開山堂・良弁僧正座像 |
鎌倉時代 (1185~1333年頃) |
武士の時代となり、仏教が庶民に広がった時代。仏像も勇ましく、筋肉や血管まで写実的です。寄木造で大きな像も造られるようになりました。 | 東大寺南大門・金剛力士立像 興福寺国宝館・天燈鬼、龍燈鬼立像 |
室町時代 (1333年頃~) |
鎌倉時代の様式を受けついで、造られています。特に不動明王は多く造られ、時代をおって炎が立体的になっていきます。 | 東大寺法華堂・不動明王像 |
如来像 | 修行して悟りを開いた者の像です。釈迦をモデルにしています。 |
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菩薩像 | 如来になろうと修行している者の像です。やさしい顔で人々の悩みを救うために力を尽くしています。髪を結い、冠やアクセサリーを付けているのが特徴です。 |
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明王像 | 怠けた人や欲の深い人の根性をたたきなおし、仏の道に導いてくれる像です。こわい顔をしているのが特徴です。 |
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天部像 | インドの神々を仏教の教えの守神にした像です。やさしい顔の像などバラエティーに富んでいます。 |
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仏像探訪(奈良公園周辺) |
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