伝統行事と朱雀のイベント

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初詣情報
初詣情報
1月 1 – 1月 7 終日
初詣情報
~ 今年も良い年でありますように、初詣に出かけませんか ~   初詣は、新年を迎え清浄な心で社寺に参拝し一年間の願いを祈る行事で、奈良の各社寺では毎年多くの参拝客でにぎわいます。奈良市にある社寺で、1月1日~7日に行われる「初詣」の主な行事を、開催される「日にち別」に表にまとめてみました。どの日に、どことどこを参拝しようかと、ご家族の方やお友達と相談しながら、「初詣」で今年も良いスタートを切りましょう。   (各行事の概要については下記の備考欄をご参照ください。) 社 寺 行事(開催場所・時間) 1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 東大寺 TEL:0742-22-5511 (1)大仏殿無料参拝(0:00~8:00) ○             (2)修正会(於:大仏殿)(13:00~)             ○ 興福寺 TEL:0742‐22‐7755 (3)新春護摩祈祷(於:不動堂)(14:00~16:00)[...]
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西大寺 初釜 大茶盛り式
西大寺 初釜 大茶盛り式
1月 15 終日
西大寺 初釜 大茶盛り式 @ 西大寺
東大寺に対する西の大寺として奈良時代に称徳天皇の勅願で建てられた西大寺では、毎年新年に初釜の儀式として大茶盛り式の行事が行われます。   日  時: 毎年1月15日 場  所: 奈良市西大寺芝町1-1-5近鉄大和西大寺駅南口から徒歩3分 お問い合わせ: 西大寺 電話 0742-45-4700   ◆茶盛り式の由来 延応元年(1239)の正月、14日間の修正会の翌日の1月16日、鎮守八幡宮に献茶をして、修法満願のお礼を言上し、参詣人にもお茶を振る舞ったことに始まると伝えられています。当時ではまだ貴重な高貴薬とされていたお茶を皆で廻し飲みし、この一年の無病息災を祈っていましたが、次第にたくさんの人々が参詣するようになり、小さな茶碗では間に合わず、大きな茶碗で茶を点てて廻し飲みするようになったので、「大茶盛」の言葉が生まれたといわれています。 写真:奈良市観光協会   ◆西大寺の案内 称徳天皇が鎮護国家の祈りから、天平宝字8年(764)に東の大寺に対し西の大寺として、金銅四天王像造顕の発願をして四王堂を建立しました。 その後771年までに、薬師金堂、弥勒金堂、五重の東西双塔、十一面堂などの広大な七堂伽藍が整いましたが、平安期に多くの堂宇が焼失し、 鎌倉期文暦2年(1235)に中興の祖の興正菩薩叡尊が復興に尽力しました。いま現存する堂宇は江戸期以後に再建されたものです。 四王堂   本堂: 本尊の釈迦如来立像(重文)は叡尊が嵯峨清涼寺に参詣し、その釈迦像を模刻させたといわれています。   愛染堂: 叡尊の念持仏であった愛染明王坐像(重文)が安置されています。また、堂内左手に叡尊坐像(重文)も安置されています。   四王堂: 本尊に十一面観音立像(重文)と四天王像(重文)が安置されていて、特に、増長天が踏みつけている邪鬼は創建当初の貴重な像で、憎めない表情が印象的です。   聚宝館: 寺宝の、国宝の絹本着色十二天像十二幅、金銅透彫舎利塔、金銅五瓶舎利塔などが収蔵されています。 写真:奈良市観光協会   ◆耳寄り情報 名物行事の「大茶盛」は、正月初釜以外にも春の4月第2日曜とその前日の土曜日と、秋の10月第2日曜日に境内光明殿で開催されています。 そして、大茶盛に出される茶菓子は、「金銭」と呼ばれる幻の金銭貨「開基勝宝」を象ったお菓子です。この金貨は天平宝字4年(760)に金・銀・銅の三種の貨幣が鋳造された記録がありますが、金貨が江戸期寛政6年(1796)に西大寺の西塔跡から一枚だけ発見されただけで、幻の金貨とされていました。[...]
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