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唐招提寺の「うちわまき」

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いつ:
2019年5月19日 @ 15:00
2019-05-19T15:00:00+09:00
2019-05-19T15:15:00+09:00
どこで:
唐招提寺
奈良県奈良市五条町3
料金:
拝 観 料:大人600円、高・中学生400円、小学生200円
連絡先:
唐招提寺
0742-33-7900

750年余の昔から、毎年5月19日に行われている唐招提寺の「うちわまき」は、今年も大勢の参拝客でにぎわうことでしょう。「雷難、火難、豊作、病気、安産、産児の健康等 諸願意の如くならずということなし」といわれているこのうちわが、境内を埋める若葉の中、善男善女の頭上に舞い下りるさまは、古都奈良の名物行事にふさわしい光景です。

午後3時になると、鼓楼のバルコニーから集まった参拝客にうちわが撒かれます。これに先立ち、午後1時からは、講堂で法要「梵網会(ぼんもうえ)」が行われます。また、法要中に「南都晃耀会」により舞楽が奉納されます。 唐招提寺の「うちわまき」の法要中に行われる「南都晃耀会」による舞楽の奉納

「うちわまき」は、正式には「梵網会(ぼんもうえ)」と呼ばれて、唐招提寺中興の祖とされている覚盛(かくじょう)上人(1194-1249)の命日の法要です。覚盛上人にまつわる次のような逸話から「うちわまき」が始まったといわれています。
暑い夏の日のこと、覚盛上人が大勢の弟子を前に講義をしていると、蚊が飛んできて上人の頬を刺そうとしました。弟子の一人がその蚊を追い払おうとしたところ、覚盛上人はそれを制して「蚊に血を与えるのも布施の行だ」といわれました。覚盛上人が亡くなった後、教えを受けた法華寺の尼僧たちが、覚盛上人の遺徳を偲んでうちわを作り、霊前に供えるようになりました。お寺ではこのうちわを上人にゆかりの深い人々に授けたのが「うちわまき」の始まりとされています。

◆耳寄り情報
各界の名士約300人が揮毫した「絵うちわ」が鼓楼を取り囲むように展示され、また「東室」でも「絵うちわ百双屏風」として展示されます。
唐招提寺の「うちわまき」で鼓楼を取り囲むように展示される「絵うちわ」
◆こんなこと知ってる?
赤い紙で縁取られたハート型のうちわは、尼僧の手作りの由来を物語るかのような可憐なうちわです。 うちわには、千手千眼観音菩薩と烏須沙摩明王のご真意が梵字で記されています。今では、年が明けると、唐招提寺のお茶所の奥でうちわづくりが始まります。
唐招提寺の「うちわまき」の赤い紙で縁取られたハート型のうちわ
「うちわまき」の最中は、大勢の人でかなり混雑しますので、注意してください。
閉門は、午後5時になっていますので、少し早めに行かれて、新緑が目にしみる境内を散策されてみてはいかがでしょうか。

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