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献氷祭

いつ:
2019年5月1日 全日
2019-05-01T00:00:00+09:00
2019-05-02T00:00:00+09:00
どこで:
氷室神社
連絡先:
氷室神社 
TEL:0742-23-7297

氷室神社の社伝では、元明天皇が平城京へ遷都した和銅3(710)年の7月22日に、春日山の麓の「月日のいわや」を祭場として氷の神三柱を祀り、吉城川の清流を引き入れ厳寒に凍らせて氷室に貯蔵し、毎年4月から9月まで平城宮へ氷を献上することにしました。そして、その年(和銅4)の6月1日に初めて勅祭による献氷祭が行われました。これが恒例となったと伝えてられています。
しかし、平安遷都の後は臨時祭となり、貞観2(860)年に春日山から現在の境域(春日野町)に移されましたが、祭りは衰微の一途をたどりました。
明治45(1912)年になって、大阪氷室講社の奉賛により献氷祭が復活されました。それから毎年7月15日を祭日としていましたが、昭和35(1960)年、和銅4年から数えて1250年に相当する年から、5月1日に変更され現在に至っています。

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氷室神社の祭神は、中央に主神の闘鶏稲置大山主命(つげいなぎおおやまぬしのみこと)を祀っています。この神は闘鶏国造の祭神で、闘鶏一族は氷の貯蔵法を発明し、冷蔵の道を案出したといわれています。本殿は三間社流造・桧皮葺の江戸期の造営で、県指定文化財となっています。

祭日には、本殿玉垣前の芝生の左右に「献氷」の文字を刺繍した大錦旗が立てられて、祭典は午前11時より始められます。神前に奉献される氷は、「鯉の滝登り」に仕立てられた氷柱や海の幸である「鯛の凍結花氷」一基などが供えられます。
また午後からは、舞楽殿で神社伝来の「蘭陵王」などの舞楽四曲が奉納されます。その際使用される舞楽面・陵王面は、鎌倉期の作で重要文化財となっています。
献氷祭の前の4月上旬には、境内に見事なしだれざくらが咲き、カメラマン達の絶好のスポットになっています。


わが国での氷室の発祥の地は現在の天理市福住町で、都祁(つげ)氷室とも称されています。仁徳記62年(374)以来、毎年朝廷に献上されていて、允恭天皇3年(414)にここ福住に氷室神社を祀り、のち元明天皇が春日御蓋に分霊し祀ったと、東大寺の元要記に記されています。福住には当時の氷室池らしき痕跡が残されています。
現在では、「日本書紀」仁徳記に書かれている規模の氷室が、長屋王邸跡から出土した木簡などにより、山麓に復元氷室として作られています。また、この地の氷室神社では7月1日に夏祭り、10月15日に秋祭りが開催されています。


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