5月の花だより

奈良公園 問い合わせ先:奈良公園管理事務所 TEL:0742−22−0375
近鉄奈良駅から東側に広がる公園周辺
奈良公園の藤 奈良公園では桜花の季節に続いて、藤の美しい花にお目にかかることができます。興福寺・春日大社・若宮神社では藤の巨樹や名木に感嘆し、また奈良公園の鷺池のまわりでは白い花をつける自生のヤマフジ(白藤)を見ることができます。
ジャケツいばら
春日大社裏参道 問い合わせ先:奈良公園管理事務所 TEL:0742−22−0375
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「破石町」下車、徒歩5分
春日大社裏参道のジャケツいばら 春日大社裏参道の入り口から志賀直哉旧居前にかけて流れる小川沿いに多く生えているジャケツいばら。同じ頃に咲くエゴノキの白い花と黄色い花のジャケツいばらが新緑の中でひときわ美しく、心を癒してくれます。ジャケツいばら(蛇結茨)は、茎のもつれる様子がとぐろを巻く蛇に似ているところから付けられた名前のようです。
つつじ
十輪院 問い合わせ先:十輪院 TEL:0742−26−6635
JR・近鉄奈良駅から天理行バス「福智院」下車、徒歩5分
十輪院のつつじ
写真:奈良市観光協会
十輪院は元興寺の旧境内南東に位置し、奈良町と言われる古い町並みに静かな佇まいを見せています。元正天皇の勅願寺にして元興寺の子院と言われています。本堂(国宝)に石で造った仏龕があり、その内部は地蔵菩薩立像・釈迦如来立像・弥勒菩薩立像などが浮き彫りにされた珍しいものです。境内は良く手入れされたつつじの名所でもあります。
依水園 問い合わせ先:依水園 TEL:0742−25−0781
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「県庁東」下車、徒歩5分
依水園のつつじ
写真:奈良市観光協会
依水園は明治期を代表する庭園として、昭和50年に国の名勝に指定されました。奈良屈指の池泉回遊式庭園で、つつじ・かきつばたの季節は庭園全体が花満開といった感じです。園内は入り口右側の前園と左側の後園があり、作られた時代が全く違う二つの庭が組み合わされ、大庭園を形成しています。
かきつばた
法華寺 問い合わせ先:法華寺 TEL:0742−33−2261
JR・近鉄奈良駅から西大寺・自衛隊行バス「法華寺前」下車、徒歩2分
法華時のかきつばた
写真:奈良市観光協会
大和三門跡に数えられる、品格ある尼寺で、光明皇后が父藤原不比等の邸に総国分尼寺として創建されたお寺です。庭園は江戸時代初期に作られたとされ、かきつばたの名前の由来は、花汁を染料に用いた((書き付け花))から来ているのだそうです。
磐之媛陵古墳 問い合わせ先:奈良市観光協会 TEL:0742−22−5200
JR・近鉄奈良駅から自衛隊行バス終点下車、徒歩6分
磐之媛陵古墳のかきつばた 南面に二重の濠をめぐらす 5世紀の前方後円墳。かきつばたが濠に彩り情熱的な愛の歌を詠んだ磐之媛命を讃えているようです。白鷺・青鷺が飛んできて遊んでいる景観は今も昔も変わらないほどと思える静けさです。
バラ
霊山寺 問い合わせ先:霊山寺 TEL:0742−45−0081
近鉄冨雄駅から若草台行バス「霊山寺前」下車、徒歩2分
霊山寺のバラ
写真:奈良市観光協会
736年にバラモン僧の遷那と行基が開いたとも、聖武天皇の勅願で行基が開いたともいわれる寺院です。境内には、京都大学農学部造園学研究室の設計による1200坪のバラ園があり、250種、約2000株もの薔薇が、開花します。
瓊花(けいか)
唐招提寺 問い合わせ先:唐招提寺 TEL:0742−33−7900
近鉄「西の京」駅下車徒歩8分、またはJR・近鉄奈良駅から六条山行バス「唐招提寺」下車すぐ
唐招提寺 瓊花(けいか) 奈良時代,聖武天皇の招きに応じて苦難のすえに来朝した唐の高僧・鑑真和上は、日本に初めて戒律を伝えました。その道場が唐招提寺です。鑑真の故郷 中国の揚州の名花と言われる瓊花(けいか)が気品を漂わせ凛と咲いています。
この木は昭和57年、中国趙紫陽首相が鑑真和上御廟の前にお手植えになったものです。
なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴの俗称)
興福寺
菩提院大御堂
問い合わせ先:興福寺 TEL:0742−22−7755
近鉄奈良駅から徒歩5分
興福寺菩提院大御堂のなんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ) 菩提院大御堂は「十三鐘」の通称で奈良市民に親しまれ、三作石子詰めの伝承を持ちます。奈良時代の玄ム僧正の旧跡と伝えられ、また平安時代の稚児観音のはなしもあります。現在の建物は棟札から天正8年(1580)に再建されたことがわかりました。庭には「なんじゃもんじゃ」の木が白いかわいい花を木いっぱいにつけています。
名前の由来、わからない木の名前には「なんじゃもんじゃ」とつけられたといわれていますが・・・・さて?
麝香藤(じゃこうふじ)
春日大社神苑 問い合わせ先:春日大社 TEL:0742−22−7788
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「春日大社表参道」下車徒歩5分
春日大社神苑の麝香藤(じゃこうふじ) 春日大社の神苑「藤の園」回遊式庭園には、20品種約200本の藤が咲きます。砂ずりの藤をはじめ、春日大社の社紋・シンボルでもある日本古来の藤が伝統的な棚造りだけではなく、立ち木造りと呼ばれる珍しい方法で植栽されています。花が来苑者の視線に近くその美しさをより身近に感じることが出来る植栽方法です。
その中でも麝香藤(じゃこうふじ)は100m以上離れていても香りが伝わるといわれ、白い花房をつけます。
むらさき(万葉植物)
春日大社神苑 問い合わせ先:春日大社 TEL:0742−22−7788
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「春日大社表参道」下車徒歩5分
春日大社神苑 むらさき(万葉植物)  紫草は 灰さすものぞ 海拓榴市の八十のちまたに あえる児や誰
たらちねの 母が呼ぶ名を 申さめど 道行く人を 誰れと知りてか
 万葉集で詠まれた「むらさき」は、その汁を古代の染料として使っていたのでこのように詠われています。 近年、幻の花と言われ全滅に瀕している希少な花ですが春日大社神苑で大切に育てられています。
白い花をつけてそよ風に揺れています。
ハンカチの木
吉城園 問い合わせ先:吉城園 TEL:0742−22−5911
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「県庁東」下車、徒歩5分
吉城園 ハンカチの木  大変珍しい木で、二枚の白い総苞(ほう)が長く伸びて「ハンカチ」を木にかけたように見えることから名づけられたといわれています。花が咲くまでに10〜15年かかるそうです。庭の「小亭」から見ると葉の間からたれた様子が、ハンカチが風になびいているように見えますよ。

5月のいち押し情報へ 5月のおすすめコースへ