滝坂の道から世界遺産の春日原始林へ

「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
小倉百人一首に詠まれた猿丸太夫の歌です。
世界遺産に登録された春日奥山を歩くと、今でもこの歌の風景に出会うことができます。
山の清涼な空気と鮮やかな紅葉を求めて、ぜひお出かけになってはいかがでしょうか。
(健脚向コース)

コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。


コース番号 TB-200
所要時間 約5時間
歩行距離 12km
対象期間 年中
利用交通機関

一般の方の申込み

学校関係の方用申込み

このコースの概要
耳寄り情報
山歩きの注意点
地図

みどころ 参考コース順路(一例です。)
滝坂の道
「春日山」と「高円山」の間を流れる「能登川」の渓流に沿って上る石畳の道です。石の風化と紅葉の色が目にしみる森林浴の始まりです。
「能登川の 水底さえに 照るまでに
三笠の山は咲きにけるかも   万葉集」
首切地蔵
像高182cmの地蔵石仏は首のところで二つに割れているので、荒木又右衛門に切られたとの伝説があります。
ここで滝坂の道と別れ、「奈良奥山遊歩道」に入ります。
若草山山頂
いったん「大原橋」に戻って「春日奥山道路」を右折します。342mの頂上からの眺めは素晴らしく、奈良市内が一望できます。
また、山頂には「鶯塚古墳」があります。
場所 内容
JR・近鉄奈良駅 出発場所 ここでトイレを利用できます。
 バス移動 市内循環バス「破石町」で下車 6~9分
「破石町」バス停
 徒歩移動 30分
滝坂の道
 徒歩移動 90分
首切地蔵 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 15分
春日山石窟仏
 徒歩移動 30分
大原橋
 徒歩移動 10分
鶯の滝
 徒歩移動 70分
若草山山頂 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 60分
水谷茶屋 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 5分
春日大社本殿バス停又は 法隆寺行きまたは六条山行き ここでトイレを利用できます。
春日大社参道バス停 JR・近鉄奈良駅行き市内循環バス
 バス移動 春日大社参道バス停から約6~9分 / 春日大社参道バス停から約10分
JR・近鉄奈良駅 終了場所 ここでトイレを利用できます。
ここでトイレを利用できます。 ← 左のマークの場所では、トイレをご利用いただけます。

滝坂の道
旧柳生街道の一部にあたる石畳の道で、雨が降ると道が滝のようになるのでこの名が付けられました。石畳は江戸時代、奈良奉行によって敷かれましたが、すでに奈良・平安時代から僧たちが修業の場としていた信仰の道でしたので、周辺には中世の石仏が数多くあります。中でも有名なものをご紹介しましょう。
寝仏 滝坂の道を登っていくと、道の左側に大きな岩が横たわっています。寝仏といわれる像高48cmの大日如来像で、上手にある岩に彫られていたものが転落したものです。
夕日観音 寝仏から約50mほど離れて、左山腹に刻まれています。夕日に映えて美しいところからこの名が付きました。
朝日観音 さらに道を登ると対岸に、朝日を浴びて美しく浮かび上がるところから朝日観音と名付けられた三体の摩崖仏が現れます。
高畑丹坂
滝坂の道の始点は、「高畑丹坂」という地名が付けられています。地名から察すると、遠い昔、丹土の採集が行われていたと思われます。古代建築の朱塗りに使われていたかも知れません。
春日山原始林
世界遺産・春日山原始林とは、御蓋山・春日山・花山・芳山など春日大社の背山一帯をさします。841年、狩猟や伐採が禁止されて以来、春日大社の神域として人手が加えられず大切に守られてきました。1998年「古都奈良の文化財」の一つとしてユネスコの世界遺産に登録されました。 世界遺産・春日山原始林

  山歩きの注意点
石畳の道など、歩きにくい所もありますので、履き慣れた歩きやすい靴でお出かけください。
若草山山頂の駐車場に自動販売機がありますが、それ以外で、水分の補充はできませんので飲み物は十分に準備してください。
ご自分のゴミは、必ずお持ち帰りください。
紅葉の時期でも、ヤマヒル・マムシなど、一応の注意が必要です。
トイレは、首切地蔵・鶯の滝・若草山山頂駐車場にあります。
山林内、立ち入り禁止区域には入らないでください。

滝坂の道から世界遺産の春日原始林へ(高畑界隈)

グーグルマップで確認する
高畑界隈(高畑 新薬師寺)


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