仏像探訪

大仏殿や奈良公園界隈も、観光シーズンを外すと静けさを取り戻し落ち着いた雰囲気となります。そんな時が仏像を拝観するのに最も適した時期ではないでしょうか。
ここでは、奈良公園を中心として、社寺の仏像と国宝を巡るコースをご紹介します。
ゆっくり と仏像と対面してください。
※但し、興福寺国宝館は耐震工事のため、今年一杯は休館されます。

コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。

■拝観料・入館料
興福寺東金堂:300円 国宝館:600円
ミュージアム:500円 大仏殿:500円
戒壇堂:500円 三月堂:500円
※大仏殿・ミュージアム共通券:800円


コース番号 NK-200
所要時間 4~4.5時間
歩行距離 約4.6km
対象期間 年中
費用(公共交通費・拝観料等) 約2,900円
利用交通機関

一般の方の申込み

学校関係の方用申込み

このコースの概要
各時代の特徴
仏像の種類
地図

みどころ 参考コース順路(一例です。)
国宝館
奈良時代から伝わる興福寺の宝物や、旧山田寺の仏頭、思春期の苦悩を表情に浮かべる阿修羅像、力がカラダいっぱいにみなぎる金剛力士像など、国宝・重文の仏像が数多く展示されています。
<安置されている国宝の仏像>
木造千手観音立像(鎌倉) / 木造天燈鬼・龍燈鬼立像(鎌倉) / 木造金剛力士立像(鎌倉) / 木造法相六祖坐像(鎌倉) / 板彫十二神将立像(平安) / 乾漆十大弟子立像(天平) / 乾漆八部衆立像(天平) / 銅造仏頭(白鳳)
東大寺 南大門
建仁3年(1203)に「大仏様」という建築様式で再建され、門の左右には、我が国最大の木造金剛力士<仁王像>(鎌倉・国宝)が、筋肉隆々のカラダと、恐ろしい顔で、拝観者を見つめています。この仁王像は、鎌倉時代の名仏師である運慶と快慶が一門を率いて69日間で造り上げたといわれ、近年の解体修理で、3000個もの部材の寄木造りであることが判明しました。
法華堂
正堂は伝承では天平時代に建てられた東大寺の中で最も古い建物。礼堂は鎌倉時代の建物。正堂と礼堂はもともと別々の建物でしたが、文永元年(1264)一つの建物にしました。それぞれの時代の建築様式で建てられているにもかかわらず、よく調和がとれており、日本の名建築のひとつに数えられています。堂内には、豪華な衣装をまとい宝石の冠をかぶる不空羂索観音立像など天平時代の有名な仏像でいっぱいです。
<安置されている国宝の仏像>
乾漆不空絹索観音立像(天平) / 乾漆梵天・帝釈天立像(天平) / 乾漆四天王立像(天平) / 乾漆金剛力士立像(天平) / 塑造執金剛神像(秘仏)(天平)
場所 内容
近鉄奈良駅 出発場所 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 8分
興福寺 東金堂 15分
 徒歩移動 1分
国宝館 30分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 18分
東大寺 南大門
 徒歩移動 1分
東大寺ミュージアム 15分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 8分
戒壇堂 15分
 徒歩移動 4分
大仏殿 30分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 10分
二月堂 15分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 2分
法華堂<三月堂> 30分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 15分
東大寺 南大門
 徒歩移動 20分
近鉄奈良駅 終了場所 ここでトイレを利用できます。
ここでトイレを利用できます。 ← 左のマークの場所では、トイレをご利用いただけます。

時代 特徴 代表作
飛鳥時代
(538~645年頃)
中国や朝鮮半島の影響を受けて、細身で長身、眼が大きく、鼻が高く、少し微笑み、異国的なムードがあります。 法隆寺・釈迦三尊像
法隆寺・百済観音像
白鳳時代
(645~710年頃)
仏像のバランスがよく、人間の姿に似ています。表情も親しみやすく、若々しく、眼も切れ長で、服も自然な柔らかさがあります。 薬師寺・薬師如来坐像
薬師寺・聖観音菩薩立像
天平時代
(710~794年頃)
丸い顔、ふくよかな体つきで、眼や鼻は人間そのもの。堂々と、たよりがいのある雰囲気です。仏像の種類も個性も豊富な時代です。 東大寺法華堂・不空絹索観音立像
興福寺国宝館・八部衆立像
弘仁・貞観時代
(794~894年頃)
仏像はきびしい表情、迫力のある神秘的な表情です。木像の仏像の最盛期で、木目の美しさを生かしたものが多く造られました。 法華寺・十一面観音立像
元興寺・薬師如来立像
藤原時代
(894~1185年頃)
藤原氏が政権を握った時代で、仏像も貴族文化の影響で、全体的に柔らかなライン、おだやかな表情で造られています。 興福寺国宝館・板彫十二神将立像
東大寺開山堂・良弁僧正座像
鎌倉時代
(1185~1333年頃)
武士の時代となり、仏教が庶民に広がった時代。仏像も勇ましく、筋肉や血管まで写実的です。寄木造で大きな像も造られるようになりました。 東大寺南大門・金剛力士立像
興福寺国宝館・天燈鬼、龍燈鬼立像
室町時代
(1333年頃~)
鎌倉時代の様式を受けついで、造られています。特に不動明王は多く造られ、時代をおって炎が立体的になっていきます。 東大寺法華堂・不動明王像

如来像 修行して悟りを開いた者の像です。釈迦をモデルにしています。
すべての人を救済し、悟りに導く ≪釈迦如来≫
病気や苦しみを除いてくれる ≪薬師如来≫
死んだあと極楽へ導いてくれる ≪阿弥陀如来≫
すべてに光を照らして救ってくれる ≪大日如来≫
菩薩像 如来になろうと修行している者の像です。やさしい顔で人々の悩みを救うために力を尽くしています。髪を結い、冠やアクセサリーを付けているのが特徴です。
救いの声を聞いて救けてくれる ≪観音菩薩≫
この世を美しい浄土にする ≪弥勒菩薩≫
知慧を担当する ≪文殊菩薩≫
僧の姿で悩める人を救う ≪地蔵菩薩≫
明王像 怠けた人や欲の深い人の根性をたたきなおし、仏の道に導いてくれる像です。こわい顔をしているのが特徴です。
あらゆる障害を焼きつくす ≪不動明王≫
やさしい顔で毒や心の不安、災いをなくす ≪孔雀明王≫
恋愛や愛情におぼれない心にする ≪愛染明王≫
天部像 インドの神々を仏教の教えの守神にした像です。やさしい顔の像などバラエティーに富んでいます。
仏を守るガードマン ≪四天王・十二神将≫
釈迦に導かれたインドの神様 ≪八部衆≫
阿形と吽形で寺の門を守る ≪金剛力士≫
北向きにたって本尊を守る ≪執金剛神≫

仏像探訪(奈良公園周辺)

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