桜花爛漫 佐保川から平城宮跡へ

JR「奈良駅」から、さくらと史跡を巡りながら、奈良のさくらを満喫するというコースをご紹介しましょう。
春日山を源流として奈良市内を東から西へ、そして南へ流れる佐保川は、知る人ぞ知る桜の名所です。

コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。


コース番号 KG-140
所要時間 約3時間
歩行距離 約6km
対象期間 4月上旬
費用(拝観料:特別公開時) 900円(1200円)
利用交通機関

一般の方の申込み

学校関係の方用申込み

このコースの概要
いち押しポイント
耳寄り情報
地図

みどころ 参考コース順路(一例です。)
佐保川 川路桜佐保川堤
大仏鉄道公園近く、下長慶橋から西方向へ、佐保川両堤は桜並木が延々と続き、樹齢150年余の川路桜が対岸に届けとばかりに枝をのばしています。遊歩道も整備されていて、万葉の歌碑も点在する、お花見絶好の散策コースです。ライトアップされた夜桜も見ものです。
法華寺 花会式海龍王寺・法華寺
海龍王寺は、光明皇后の御願によって建立されたお寺で、開基は僧玄昉です。同寺では、ご本尊の重要文化財「十一面観音菩薩立像」が3月23日から4月7日まで、特別公開されており、また、境内は雪柳が見ごろを迎えています。
同じく光明皇后の御願いにより総国分尼寺(法華滅罪之寺)として創められた法華寺では、ご本尊の国宝「十一面観音菩薩立像」が、3月20日から4月7日まで特別開扉されており、4月1日から7日までは、本尊前に善財童子を五十余体並べて、「ひな会式」も営まれます。
平城宮跡(世界遺産)
平城宮は、奈良時代の都、平城京の中央北部に造営され、天皇の住まいの内裏をはじめ政治や儀式を行う大極殿、朝堂院、その他の官公庁が集まっていたところで、130ヘクタールを超える広大な「特別史跡」です。現在は、往時の朱雀門や庭園、第一次大極殿などが復原されて、国営の「平城宮跡歴史公園」として管理、運営されています。東朝堂院跡から大極殿、資料館から佐伯門にかけて、1000本を越える桜が開花する名所でもあります。
場所 内容
JR奈良駅 出発場所 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 20分
(船橋商店街経由)
大仏鉄道大仏駅跡・佐保川下長慶橋
 徒歩移動 40分
桜堤を歩く(歌碑あり)
佐保川(大宮橋)
 徒歩移動 20分
海龍王寺 20分 ここでトイレを利用できます。
法華寺 20分 ここでトイレを利用できます。
 徒歩移動 5分
平城宮跡 45分 ここでトイレを利用できます。
平城宮跡(東院庭園、東朝堂院跡付近、大極殿、資料館) 資料館あり
 徒歩移動 10分
近鉄大和西大寺駅 終了場所 ここでトイレを利用できます。
ここでトイレを利用できます。 ← 左のマークの場所では、トイレをご利用いただけます。

何と言っても「佐保川のさくら」がいち押しです。上記のコースが長すぎると思われる方は、「近鉄新大宮駅」を起点とされればいかがでしょうか。佐保川まで北上し、後は上記のコースをたどれば、歩く距離は約2キロメートルと短縮できます。

佐保川堤の「川路桜(かわじざくら)」と万葉の歌碑
 
江戸時代、奈良の名奉行であった川路聖謨(かわじ としあきら)が、東は春日山の麓から、西は佐保川堤まで、桜と楓の苗木を数千本植樹しました。奈良の人々は、春はさくら、秋は楓を愛でてきましたが、佐保川堤も、近年一時は手入れが行き届かなかった時期がありました。しかし、最近地元の人々が補植を呼びかけ、自然景観を守ってくださっており、今では見事なお花見の場所として甦りました。150余年前、川路聖謨がお手植になった桜の木そのものが、今でもわずかな本数が残っているようです。 桜(佐保川堤の「川路桜(かわじざくら)」)
  佐保川堤の万葉の歌碑
 
また、この佐保川の堤には大伴家持とその叔母の大伴坂上郎女の歌碑が点在しています。
佐保川堤の万葉の歌碑
  <法蓮桜町 佐保川堤>
ふりさけて 三日月見れば 一目見し 人の眉引き 思ほゆるかも (大伴家持)
月立ちて ただ三日月の 眉根掻き 日長く恋し 君に逢えるかも (大伴坂上郎女)
  <佐保川小学校横 佐保川堤>
佐保川の 清き河原に 鳴く千鳥 かわづとふたつ 忘れかねつも (作者不詳)
  <船橋緑地公園・夢窓庵前>
打上佐保能河原之青柳者今者春部登成尓鶏類鴨 (大伴坂上郎女)
  (うち上る 佐保の河原の 青柳は 今を春へと なりにけるかも)
千鳥鳴く 佐保の河門の 清き瀬を 馬うち渡し 何時か通わん(大伴家持)
などなど まだまだあるでしょう。
大仏鉄道について
  大仏鉄道とは、今から110年前の明治31年に、関西鉄道 (株)という会社が、現在の関西本線加茂駅と奈良駅とを結ぶ短絡線として開通させた路線ですが、わずか9年で廃止された大仏線の通称です。大仏鉄道の廃線敷の中でも木津町から加茂町間については、現在も県道・府道・町道として鉄道独特のゆるいカーブから跡をたどることが可能で、線路敷跡の名残として、築堤と下を潜る隧道や橋がまったく110年前の姿のまま残っているそうです。

桜花爛漫 佐保川から平城宮跡へ(季節限定 / 奈良公園周辺)

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